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PLUTO 6―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (6) (ビッグコミックス)


浦沢直樹 手塚治虫
¥ 550 通常24時間以内に発送
★★★★★

PLUTO 6―鉄腕アトム...
まごう事なく名作です。 この「PLUTO」と云う作品をまだ読んだ事がない、と云う方は・・・幸せかも知れません。 なにせ月イチ連載ですから、まあぁぁぁジリジリします! そんな幸せな方には、ある程度まとめて読む事をお勧めします。 ソレほどに次!次!早く次!と読みたくなる作品ですから。 早く〜次ぃ〜!原作ではロボットが殺されても(壊されても)周りは淡々としていたが,リメイク版では同じような場面で重い空気を感じた。ロボット達にも特別な感情があるのだろうか。 何というか,原作よりずっと人間らしいロボットが動き回っているのがリメイク版だと思う。だから“命”にも重さを感じさせるような気が・・・。 現在の社会に必要なことが書き加えられていると思う。現代は,「怒り」という感情を人に ぶつけてばかりで,自分で自分をコントロールすることができない人が多い。自殺や殺人などの急増。この社会は命を畏怖するという心を失いかけているのだ。 かつて人間は命と命をつなぐ存在であった。そう,かつては。そしてロボットが人間に取って代わり,世代を超える存在になろうとしているのかも知れない。そうなると,命と命をつなぐという...

21世紀少年 下 (2) (ビッグコミックス)


浦沢直樹
¥ 550 通常24時間以内に発送
★★★★

21世紀少年 下 (2) ...
20世紀少年1巻を読み始めてから結論(ともだちの正体)が知りたくなり、眠い目をこすりながら一気に本書まで通読したものの、あっけない結末であった。 これには怒りではなく、思わず笑ってしまった。 おそらく話が拡がり過ぎて収拾がつかなくなったのであろう。 前半がとても面白かったのでやや残念…。 しかしながら、ここまで読者を惹き付ける漫画は少なく名作と言ってよい。全巻まとめて読みました。ちょっと引き延ばし過ぎ、の感も否めませんが、面白かったです。 最終巻となるこの巻、トモダチの正体はともかくとして、あっても無くても大筋に変わりはないのですが、私は心に迫るものがありました。ヴァーチャルアトラクション(ちょっと無茶苦茶ですが)でケンヂに謝らせた、あれは自己満足に過ぎないでしょう。でも、心に深くささった悔恨、本当はどうすることもできないその棘をなんとかできたなら、という思いが哀しかったです。 それでも、ヴァーチャルは "if" に過ぎず、現実は変わらない。 感傷的ですが、その痛切な思いを、よしとしました。 映画を見てその面白さに感激し、T.REXのグレイテストヒッツを買い求め、コミックも一気に...

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (22) (ビッグコミックス)


浦沢直樹
¥ 550 通常24時間以内に発送
★★★★

20世紀少年―本格科学冒険...
この作品は「記憶のあいまいさ」がキーワードで、なぜ曖昧なのかを辿っていくと、その時の自分や社会の生き方や考え方や時代性やいろいろなものが曖昧だったからで、それは時に残酷な記憶だったり、いとおしい記憶だったりするものです。過去の真実をそのままその通りに受け止めることは結構大変で、僕なんかは自分の都合のいいように解釈して、今現在や将来を組み立てているようなところがあります。 作者の浦沢直樹も、もしかしたら後半そうなってしまって、もともとの設定を微妙に変えざるを得なくなってしまって、ちょっと込み入って混乱してしまったのかなぁと思います。ラストの持っていき方はいろいろな意見があって、実はスッとふにおちないラストだったりするのですが、話の広がりやキャラクターへの思い入れやすさなどは、本当に力量のある漫画家だなぁと感心します。 この作品の最初のコンセプトが「記憶のあいまいさ」なのですから、ラストもいろいろあっていいのでは。ケンジの思うラスト、オッチョの思うラスト、カンナの願うラスト…などなど。ここまで来ても、まだ良くわかりません。最終巻までようやく辿りついたのですが、まだ話は続いていま...

21世紀少年 上―本格科学冒険漫画 (1) (ビッグコミックス)


浦沢直樹
¥ 550 通常24時間以内に発送
★★★★

21世紀少年 上―本格科学...
20世紀少年の第23巻です。ともだちが結局誰だったかはっきりさせないままに20世紀少年が終わってしまい、フラストレーションが溜まったままにされるのではないかと思いましたので、少しほっとしています。子供の頃、サダキヨ以外にもお面を被っていた少年がいるのですが、この巻をもってしてもまだその謎は残されたままです。個人的には、キリコがなぜともだちの子供であるカンナを生んだのか、その経緯が知りたいのですが、どうもこれもはっきりしないまま終わりそうです。いよいよ最終章を迎えましたが、残されたままの謎がまだ未解決のままです。私は名作だと思いますしかし、最終巻は購入しておりませんたぶんずっと買いませんラストへの期待が大きくなりすぎて最終回では正直肩透かしくらった気分でしたこの漫画はラストに期待せず、途中途中のエピソードを楽しむという読み方でもいいと思います胸を打たれ涙するエピソードがたくさんありました人間の心の弱さや暗さ、それぞれの希望・光、誰が悪で誰が善なのか、それを誰が決めるのか考えさせられる事も多かったですラストだけで作品は判断できませんそういう意味で名作だと思います都内に勤める、しがないOL...

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (21) (ビッグコミックス)


浦沢直樹
¥ 530 通常24時間以内に発送
★★★★★

20世紀少年―本格科学冒険...
最後の謎は、最終巻まで持ち越されました。そこまで来ていながらわからないというのはじりじりします。ナチスドイツの最後を連想させる、独裁者を取り巻く組織の最後の権力争いにも似たともだち組織の様相も描かれていきます。Tレックスの20thセンチュリーボーイがここでも演出されます。いよいよクライマックスです。最近、よく、「2:6:2の法則」というものを耳にする。 「どんな優秀な人たちでも、どんな低俗な人たちでも、人間が集団を構成すると、『優秀者2割、普通人6割、落伍者2割』というものになる」というあれである。 これは、子供の世界にも、厳然として存在する。いや、むしろ、子供の世界だからこそ、それは如実に存在するとも言えるだろう。少なくとも、この物語の原点である昭和40年代の子供社会には存在していたと言って良いだろうか。 (その意味では、子供社会とは、微妙な階級社会であり、我々、昭和40年代に子供時代を送った者たちは、何だかんだ言っても、今でも、それを引きずっているのかもしれない。「あいつは、昔から、出来るやつだったんだから・・・」とか、「あいつは、元々は、そんなに大したやつじゃなかったんだ...

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (20) (ビッグコミックス)


浦沢直樹
¥ 530 通常24時間以内に発送
★★★★

20世紀少年―本格科学冒険...
生き返ったともだちは一体誰なのか?最後の決戦に挑む秘密基地のメンバー。遠藤キリコがようやく姿を見せます。彼女の話で、もつれた糸が少し解けます。それでもまだ完全に解明できません。ヤン坊マー坊も姿を現し21世紀を生きる20世紀少年が顔を揃えます。彼らと共に進むしかないです。最近、よく、「2:6:2の法則」というものを耳にする。 「どんな優秀な人たちでも、どんな低俗な人たちでも、人間が集団を構成すると、『優秀者2割、普通人6割、落伍者2割』というものになる」というあれである。 これは、子供の世界にも、厳然として存在する。いや、少なくとも、この物語の原点である昭和40年代の子供社会には存在していたと言って良いだろうか。 (その意味では、子供社会とは、微妙な階級社会であり、我々、昭和40年代に子供時代を送った者たちは、何だかんだ言っても、今でも、それを引きずっているのかもしれない。「あいつは、昔から、出来るやつだったんだから・・・」とか、「あいつは、元々は、そんなに大したやつじゃなかったんだ」とか言うのがそれであろうか。) これを、この物語の登場人物に置き換えてみると、オッチョや山根...

20世紀少年 ―本格科学冒険漫画 (19) ビッグコミックス


浦沢直樹
¥ 530 通常24時間以内に発送
★★★★★

20世紀少年 ―本格科学冒...
主人公が再び登場し、クライマックスが近づいてきた予感を誘います。胸が高鳴ってきました。終わって欲しくないドラマですが、謎を知りたいし、最後も見たい、そんな思いをしながら読み進めました。もう引き伸ばしにウンザリ。「殺し屋」は以前から好きだった。その再登場にも興奮した。なのに「あんたケンヂだろ?」と3回も同じ台詞を言ってた。はっきり言ってあまりの引き伸ばしぶり唖然とした。今まで読んだどんな漫画でも映画でも、「同じ舞台で同じ台詞を3回も言う」ってあっただろうか。で、その返答は「俺はケンヂだ」だけ。ドアップにすれば迫力が出ると思ってるのかも知れないが、みんな回答はとっくに知ってる訳だし。散々盛り上げて、実は大した落ちにならないのは、もうみんな気づいてる筈。モンちゃん、サダキヨ、殺し屋、万丈目、どれも重要人物の様だが、よく考えると何もして無い。いなくても大筋に関係ない。浦沢氏自身が「ともだち」の様な誇張をしている気がしてならない。最終巻では期待を裏切って欲しい、と切に望む。この漫画は面白いです。本当に面白いです。ただ、ここまで引き伸ばす必要があるのかどうか疑問が・・・。ストーリーもだんだんマン...

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (18) (ビッグコミックス)


浦沢直樹
¥ 530 通常24時間以内に発送
★★★★★

20世紀少年―本格科学冒険...
ロックは世界を変えられる、と言われていた時代があります。ベトナム戦争、ウッドストックのフリーコンサート、オハイオ大学学生集会。彼らの作った平和への主張は同時代の若者を動かし支え、連帯感を生み出すものとなりました。ロック・スターは若者の間でカリスマ化されていきました。深夜ラジオで誰かの耳に残った無名の音楽は、人から人へあっという間に伝播し巨大化していきます。そんなロックンロールへの思いがケンヂ登場のバックグラウンドにあるのかな、と勝手な想像をいたしました。銃にギターで立ち向かう姿はかつて見たロックの英雄が重なります。18巻まで進みましたが、さらに物語は複雑化してゆきます。この作品にはどこまでもお付き合いさせていただきたいです。結構、長すぎるとか、テンポが遅いとか批判もあるようですが、私としてはこの18巻は好きですね。中国マフィアとタイマフィアのカンナに対する思いも涙もんですし、ふくべえの復讐の動機も明らかになってきたし、ストーリーとしての謎解きのキーとなる巻である思います。ただふと思いますがこのような作品は、初めはどの辺まで考えられているのでしょうね。この後は今までのような1970年が...

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (17)(ビッグコミックス)


浦沢直樹
¥ 530 通常24時間以内に発送
★★★★★

20世紀少年―本格科学冒険...
「確か、世界が終わろうとしてたんだよなあ・・・だのになんで、ここから子供が主人公のちっちゃい話とかになっちゃうんだろう?」と言う感じです。 話がある程度進んだと思ったら、他の場所の全く別の人の話か、過去の話になって、一から状況説明のやりなおし(その主人公についての。)すごく面白い場面もあるのだが、それ以上にどうでもいいと思うシーン(失礼)が多く、読んでて緊迫感が薄れてダレてしまう。 絶大な人気を誇る作品なのは良く判っているので、自分の読み方が間違っていて、この作品に過度なスリルとかハードさを期待する自分の方が間違っているのかもしれません。 最後に、読み始めた頃から持っていた違和感、出てくる人全部が幼馴染と言う不自然さは、ラストに何かオチがあるのでしょうか? 遂に17巻に到達しました。時代は、西暦からともだち暦に変わっています。ウイルス感染のワクチンを巡り、人類は絶望の時代を迎えています。そこに、ある人物の痕跡が次第に鮮明になっていきます。それにしても、最高にスリリングになってまいりました。早く先を知りたいという思いが募ります。作者が意図しているか否かは不明だが、現在の日本を誇...

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (16) (ビッグコミックス)


浦沢直樹
¥ 550 通常24時間以内に発送
★★★★★

20世紀少年―本格科学冒険...
ともだちの秘めた謎が遂に解き明かされてゆきます。新たな謎を加えて・・・。そして2015年の世界も、すっかり変わりはてていました。時間を揺り戻したような世界が出現しています。ここに到っても先が読めません。これから一体どうなってゆくのか。この作品への思い入れは深まってゆくばかりです。ここまではカンナ達が反撃を誓いながらさらに新しい味方も現れたにもかかわらず何ら「ともだち」にたいしたダメージは与えられず(ともだち は死んだながらも、、、)圧倒され続けあげくは法王暗殺計画は「遂行」され、「世界大統領」の予言も真実になってしまった。 相変わらず浦沢先生は過去・現在・未来をつなげるのが上手い。あんなケンヂ達の子供時代の回想を何ら違和感もなく現在の人物達の思考・行動のなかに挿入させかつ未来にまで持っていくその方法はただの絵と台詞だけのマンガというジャンルでくくれない「小説マンガ」と言っていいほど読み手を世界に入り込ませくれます。先が読めない!1章終わるごとに話が加速していく! 今度こそ地下に潜ったカンナ達に「ともだち暦」になってしまった世界を救えるのか、、、!?果たして「あの人」はどう動くのか...

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (15) (ビッグコミックス)


浦沢直樹
¥ 530 通常24時間以内に発送
★★★★★

20世紀少年―本格科学冒険...
ローマ法王来日。しんよげんの書には、ローマ法王が東方で倒れた後、せかいだいとうりょうが誕生し、2015年に世界は滅亡すると書かれていました。よげんに気付いたルチアーノ神父、新宿教会のニタニ神父、秘密基地メンバーがローマ法王を守ります。しかし、何とも奇想天外な結末が待っています。今ページを開いたばかりのような新鮮な驚きが常にあります。凄い作品です。 この15巻は、『20世紀少年』全体の曲がり角に位置する巻である。ローマ法王暗殺計画と言ふ刺激的な内容を描いて居るが、この巻を読んで深く感じる事は、浦沢直樹氏が宗教に対して持つ関心と問題意識の深さである。『20世紀少年』の物語には、一連のオウム真理教事件に触発されたと思はれる点が明らかに有るが、それが単なる戯画ではなく、浦沢氏の宗教に対する深い考察を反映する内容にまで高められて居る事に、私は、感嘆して居る。 (西岡昌紀・内科医/地下鉄神経ガス事件から13年目の日=イラク戦争開戦から5年目の日に)けっこう前から引きずっているストーリーだが、万博が開催され、ローマ法王が来日する・・。「しんよげんのしょ」の内容は実現してしまうのか・・・。ここでス...

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (12) (ビッグコミックス)


浦沢直樹
¥ 530 通常24時間以内に発送
★★★★★

20世紀少年―本格科学冒険...
12巻は一つの山場といえると思います。ともだち、を追う秘密基地の生き残りメンバーが運命の糸に手繰り寄せられるように一つの場所に向かいます。そして遠藤カンナも。ともだちのお面が遂にはずされる・・・。まだまだ謎は残されたままです。幾重にも張り巡らさた点と線が交錯したかに見えるのですが。いや〜凄い臨場感です。この世界にどっぷり浸かってしまいました。夢中で読み進めるばかりです。この劇画は、昭和のトム・ソーヤーである。昭和のトム・ソーヤー達が、真夜中の理科室で繰り広げるミステリーの緊張感は素晴らしい。後世に永く読み継がれる作品であると思ふ。 (西岡昌紀・内科医/地下鉄神経ガス事件から13年目の日に)最初の1,2巻読んだときはただちょっと怖いと思った。でも、何か続きが気になって、読んでみた。感想は、「すごく面白い」。時代がその時々飛んだりして読みにくいかというとそうでもない。すべてが繋がっている。実際に起こりうるんじゃないかと思うこともある。人間関係とか、一人一人にストーリーがある。すごく深い作品だと思う。歴史的な本を読んでる気がしてくる。何ていうか、謎が多いし、余計なことは語らない。読みなが...

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (13) ビッグコミックス


浦沢直樹
¥ 530 通常24時間以内に発送
★★★★★

20世紀少年―本格科学冒険...
フクベエの謎。しんよげん書の実行を進めるともだち円卓会議。再び起きるウイルス感染症。カンナの母親の影。この巻から物語はステージを移したように思います。世界滅亡とせかいだいとうりょうの達成に向けて動き始めたともだち。血のおおみそか後の次なる危機が人類に迫り始めました。ごく日常的な風景の中に、想像を忍びこませたような描写が素晴らしい限りです。圧倒される作品です。20世紀少年を読んだきっかけは 友達から教えてもろたわけなんですけど☆これがね、またね、ヤベェ!!笑ほんま時間的に 読み切る気2%やったのに→やられたね。笑一回気持ちもってかれると負けやわ☆笑バリ問題残したまんま次々いきよる。寝るに寝られへんくて2日で読み切ったし。笑映画化も決定して 三部作やねんけどな☆見る価値アリやろ☆とりあえず2、3冊読んでみてくれたら嬉しいです☆ガチでハマる!!ってか引っ張りかたがね→半端ねぇ!!!この13巻は、「記憶にない男」と言ふ題の話から始まる。この題が、全編のテーマを象徴して居るかの様である。人は、誰でも、他者に記憶されたい存在なのである。 (西岡昌紀・内科医/地下鉄神経ガス事件から13年目の日に...

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (11) (ビッグコミックス)


浦沢直樹
¥ 530 通常24時間以内に発送
★★★★★

20世紀少年―本格科学冒険...
テロ戦争の怖さの一つに、敵と味方の区別がつかないことにあるそうですが、ともだちの仲間かどうかという怖さがこの物語でも感じられます。この11巻では、小泉響子を連れ去ったサダキヨの謎。カンナが探る母親の謎が徐々に明らかにされますが、一つの謎が解かれると次の謎が生まれるという、ミステリアスなストーリー展開が堪りません。この巻あたりは、どんどん読み進めるしかないと思います。20巻まで通読してみて、実は、この巻あたりが一番のキモのような気がします。 新ともだちは誰か?とゆう事ですね。 また、違った意味でもこの巻は重要! たぶん、全巻通してみてもカンナの制服姿はこの辺しか出てこないんですよね。 凡百の漫画家だと、もう全巻"制服!"の拡大再生産で通すであろうこの物語を、あとはほとんどカジュアル、カジュアル・・・の一辺倒。 なんか、その辺の"作品の質を下げない工夫"に作者の意気込みを感じたのですが。 あと、誰も指摘しないので触れますが、コイズミがともだちランドから脱走してヨシツネと接触する直前に、男性器のカタチをしたキノコとか出てきますよね? コイズミ周辺で特に感じるのですが、ちょっと毒の効いたエロ...

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (14) (ビッグコミックス)


浦沢直樹
¥ 530 通常24時間以内に発送
★★★★★

20世紀少年―本格科学冒険...
1971年の謎を追って、ヴァーチャル世界、ともだちランドの捜索を行います。そこに、友民党党首、万丈目が進入。ドンキーが夜中に理科室で見た謎に迫ります。そんなとき、死んだはずのともだちをいろんな人が目撃します。謎は解決に向かうどころか、さらに深まってゆくばかりです。とにかく先に進まなければ、という欲求が膨らみます。迫力満点の作品です。昭和40年代を知る私にとって、この巻に描かれた昭和46年(1971年)の日本の町の夜の光景は、恐ろしいほど現実感に満ちた物である。何だか、私自身が、ともだちランドのアトラクションを体験して居る様な気分だった。 (西岡昌紀・内科医/地下鉄神経ガス事件から13年目の夜に)とても謎が多かった。近いうちには明らかになりそうにありませんが、はやく先が知りたいです!回を追うごとに面白みが増して、イッキ読みしてしまいます。ストーリーもさることながら、時代描写も逸品なのでノスタルジックな気分も味わえて一石二鳥です。ヨシツネが、他の作品(映画、漫画などで)ではタブーとされていた行動をするのですが(ヴァーチャルだからいいのかな)私もやってみたい気分になりました。13巻でどう...

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (10) (ビッグコミックス)


浦沢直樹
¥ 530 通常24時間以内に発送
★★★★★

20世紀少年―本格科学冒険...
第10話の「顔のある少年」の最後には思わず涙が出ました。 映画が面白かったので読み始めたこのマンガで、感動はてもまさか涙するとは…! サダキヨの少年時代の写真の顔がとてもほほえましく、何度も見ながら感動して しまいました。 小泉響子と遠藤カンナは同じ高校に通う女子高生です。二人に危機が迫ります。小泉響子は、ともだちの顔を見てしまうのですが、その顔を持つ人物が現れます。彼が響子をある場所に連れてゆきます。カンナは響子に危機が迫っていることに感づきます。ともだちは一体誰なのか?スリル感タップリ、臨場感タップリ。謎めいたストーリー展開に此方も翻弄されるばかり。まだまだ先を急がずじっくりと味わってゆきたいです。第10巻で、ついにサダキヨが登場する。そして・・・(御自分でお読み下さい)・・・・・この第10巻に、私は、ヒッチコックの『サイコ』を思ひ出させられた。浦沢直樹氏は、ヒッチコックに傾倒して居るそうだが、主人公が孤立し、一見正義の様に振る舞ふ巨大な敵から逃げると言ふ第10巻の展開は、実にヒッチコック的である。(私も、昔、厚生省の職員だった時に、カンナみたいな思ひをした事が有るので、大い...

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (9) (ビッグコミックス)


浦沢直樹
¥ 530 通常24時間以内に発送
★★★★★

20世紀少年―本格科学冒険...
女子高校生小泉響子は、遂にともだちの顔を見ることになります。小泉響子と同じ高校に通うもう一人の女高生、遠藤カンナは不思議な能力が備わっています。カンナはその能力を使って抗争する組織と手を組みます。そのカンナを狙い続けているヒットマンがカンナに近づき銃を構えたとき、またもや運命の歯車は回転を加えます。ケンヂが背中で育てたカンナは成長を遂げていきますが、まだまだ謎だらけです。スリルたっぷりの展開。読むのが止まりません。 イギリスの作家ジョージ・オーウェル(1903-1950)の言葉に、「過去を支配する者は未来を支配する。現在を支配する者が過去を支配する。」と言ふ言葉が有る。歴史が、社会支配の手段である事を喝破した金言である。「血の大晦日」の真実を隠蔽し、真実に迫ろうとする者を洗脳しようとする「ともだち」は、オーウェルのこの言葉のまさに一例である。何と言ふ恐ろしい物語であろうか。 (西岡昌紀・内科医/『マルコポーロ』廃刊事件から13年目の日に)ヴァーチャルアトラクションのボーナスステージで女子高生キョウコが見たものは?的に終わってしまった前巻の結末から始まります。「ともだち」の少年期を見...

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (8) (ビッグコミックス)


浦沢直樹
¥ 530 通常24時間以内に発送
★★★★★

20世紀少年―本格科学冒険...
ロックバンドの追いかけに精を出している女子高校生、小泉響子。偶然、血のおおみそかの歴史を調べることになります。彼女は神さまに出会い、血のおおみそかの真相を知らされます。それは、彼女の運命を変えることを意味していました。ともだちランドという研修施設に連れて行かれた彼女はそこである人物から重大な依頼を受けます。謎が謎呼ぶサスペンス・タッチの展開でワクワク感一杯です。ヴァーチャルな世界を描いた「マトリックス」のような雰囲気ともいえます。重量感たっぷりです。「血の大みそか」の真実は隠蔽され、「ともだち」が書いた「歴史」以外の歴史を読む事は許されない。「公式の歴史」が、映像によって叩き込まれ、それでも教えられた「歴史」に疑ひを抱く者は、「ともだちワールド」に送られる・・・。まるで、今のドイツの様です。 (西岡昌紀・内科医/『マルコポーロ』廃刊事件から13年目の日に)この漫画は弟が持っていたのでなんの気なしに読みましたやられた〜って感じです。すごく面白いです。複雑で入り組んだ話ですが1巻から読めばちゃんと分かりますし(当たり前・・・)これ書いた浦沢さんの頭はどうなっているのか・・・男の人じゃな...

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (5) (ビッグコミックス)


浦沢直樹
¥ 530 通常24時間以内に発送
★★★★★

20世紀少年―本格科学冒険...
世界滅亡ののろしがあがり、2000年大晦日に何かが起こる、よげんの書にあります。秘密基地の20世紀少年は地球滅亡の危機を守るために顔を揃えます。そこから一転、時代は進み21世紀。カンナは高校生になり、再び運命が動き始めます。アーノルド・シュワルツェネッガーの「ターミネーター」を連想しました。ターミネーターは未来から過去にやってきますが、過去から未来にこの物語は進行し、その間の空白期間を振り返り、登場人物の過去と現在を結びつけながら後を追いかけることになります。面白いです。この劇画を読んで強烈に感じられる事は、1995年(平成7年)に起きた幾つもの出来事が、フラッシュバックの様に、織り込まれて居る事である。先ず、この「ともだち」と言ふ集団のテロには、誰もがオウム真理教による地下鉄神経ガス事件(1995年3月20日)を想起させずに居ないし、「血の大みそか」の光景には、阪神大震災(1995年1月17日)の光景に重なる物が有る。更に、続く6巻以降の物語には、『マルコポーロ』廃刊事件(1995年1月30日)を連想させられる部分も有る。私には、沢直樹氏は、1995年と言ふ年を非常に意識して居る様...

MONSTER 別巻 完全版 (10) (ビッグコミックススペシャル)


浦沢直樹
¥ 1,100 通常24時間以内に発送
★★★★★

MONSTER 別巻 完全...
まずは、表紙が凝っている。高級感があってよい。 MONSTERの中で重要な役割をもっていた絵本である。 初めて、漫画の中で読んだ時に、ゾッとした。 なぞだらけだった本編がこの絵本 「なまえのないかいぶつ」で一気に繋がったのだ。 改めて、この絵本を読んで やはり漫画を思い出した。 そして、最後の一言でゾッとした。むしろ待っていたと言うべきか…。 値が張ってもどうしても欲しかった一冊。 『なまえのないかいぶつ』は暗唱出来るほど読み込みましたから。 (我ながらきもい;) 個人的に『へいわのかみさま』好きです。 『MONSTER』にでてくる絵本、『なまえのないかいぶつ』がついにでました。 『なまえのないかいぶつ』の他にも『めのおおきなひと くちのおおきなひと』『へいわのかみさま』『めざめるかいぶつ』といった作中に登場する絵本を特別編集して収録されています。また巻末には「ヘルムート・フォス ラフケッチ集」と「解説 長崎尚志」があります。 浦沢直樹が新たに塗りなおしたというカラーと二色刷りで、ものがたりの部分にモノクロは一切ありません。薄い本ですが一般的な絵本同様、ハードカバー。そして...